過払いを知るために

 過払いは「利息制限法の限度額」を上回る事によって発生します。利息制限法では、借り入れ金額が99,999円までの場合1年で20パーセント、100,000円 〜 999,999円までの場合は1年で18パーセント、1,000,000円以上の場合は1年で15パーセントに「利息の限度額」を定めています。ですから、これ以上の利息を支払っている方については、全て過払いが生じている可能性があります。

 過払いが発生しているかどうかは、比較的簡単な計算で確認する事が可能です。1年で発生する利息は「借りたお金(元本)× 年率(20%であれば0.2)」で求められます。よって1日に発生する利息は「1年に発生する利息(先程の計算結果)÷ 365」です。1ヶ月に発生する利息は「1日に発生する利息(2つ目の計算結果)× 返済期日(1ヶ月であれば28日〜31日)」で算出されます。

 それでは、年率:29.2%で100万円借りた場合の利息を算出してみましょう。1年に発生する利息は、「1,000,000円 × 0.292 = 292,000円」。1日に発生する利息は、「292,000円 ÷ 365 = 800円」です。1ヶ月に発生する利息は「800円 × 31 = 24,800円」 となります。

 利息制限法では100万円の利息限度額を15パーセントに定めていますから、正しい利息金額は1年あたり「1,000,000円 × 0.15 = 150,000円」です。1日あたりでは「150,000円 ÷ 365 = 411円」です。1ヶ月あたり「410円 × 31 = 12,710円」となります。

 上記二つの計算結果から過払い金を算出(29.2パーセントの利息−15パーセントの利息)すると、1ヶ月あたり「24,800円−12,710円=12,090円」余分に支払っていることとなり、この差額分は取り戻す事が可能です。

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